チョウの檻

食と築地に関する エセ評論家 チョウ のページです。
2019/03/30「天使と悪魔―ヴィジュアル愛蔵版」
積んであった「天使と悪魔―ヴィジュアル愛蔵版」を ようやく読む。


小説に登場する美術作品や建築物、場所、象徴などの写真を収録してるので、
教養も素養も無いチョウにとっては、とても分かりやすい!

<チョウの勝手な感想>

ハラハラ ドキドキ わくわく読める。

ダン・ブラウン うまいわぁ。


2006.06.18に「ダ・ヴィンチ・コード」のヴィジュアル愛蔵版 読んでたのね。
| チョウ | 読書 | 00:21 | comments(0) | - |
小説「レ・ミゼラブル」
映画の「レ・ミゼラブル」が観たい。

でも、観る前に 小説を おさらいしとかなきゃ。

昔々、「まるごと一冊なんとかシリーズ」で出てたのを読んで、
レ・ミゼラブル一冊.jpg
ボロボロ泣いた覚えが

その本は実家の納屋にあり、手元には無い。

amazonでポチっと、岩波文庫のを買ったら。。。
レ・ミゼラブル岩波.jpg

読みにくいぃぃぃ。

昔 読んだのは、誰の訳だったっけ?と探してみたら 辻 昶さん
(↑上のリンクね)

おぉ。読みやすい!

んでもって、やっぱボロボロ泣ける(齢を取って、涙もろくなったのぅ)

どの場面もハラハラドキドキワクワクなんですが、

現時点のチョウには、革命を起こそうとしているグループのリーダー
アンジョルラスのセリフ。ここが素晴らしい!
(申し訳ないけど、勝手に引用させてもらいます)

> 政治的にみれば、ただひとつの原則があるだけだ。つまり、人間が
> 自分自身に対して主権をもつことだ。自分の自分に対するこの主権を
> 『自由』という。こうした主権が二つ、あるいは、いくつか結合すると、
> 『国家』がはじまる。だが、こうした結合には、主権の放棄などすこし
> もない。それぞれの主権は、万人共通の権利をつくりだすために、
> 自分の権利のなかのあるていどの量を譲りわたす。その量はだれに
> とってもみなおなじだ。
> 各人が万人のために譲りわたすこのひとしい量は『平等』と呼ばれる。
> 万人共通の権利とは、各人の権利の上にかがやく万人の与えられた保護に
> ほかならない。
>
> (略)
>
> 平等について相互理解をたてておこう。というのも、自由が頂点なら、
> 平等は土台だからだ。市民諸君、平等とは、あらゆる植物がおなじ
> 高さになることではない。背の高い草と小さなカシワの木の社会と
> いうのではない。たがいに去勢しあう、嫉妬の寄り集まりをいうので
> はない。社会生活の面ではあらゆる才能が同一の機会を与えられる
> ことであり、政治の面ではすべての投票がおなじ重みをもつことであり。
> 宗教の面ではすべての信仰がおなじ権利を与えられることだ。


「人の命は地球より重い」とか、寝ぼけたこと言ってる連中に
聞かせてやりたいよ、ホント。
(60億人分の命の重さは、地球60億個以上かっ?てぇの)

お奨めです。



<チョウの勝手な感想>

コゼット。そりゃぁ、母親には会えないし、子供の頃 いじめられっぱ
なしだし、いいことありませんが、長じて美少女。

ほんでもってマリユス。なんか 没頭癖があるハンサム。

この2人が「出会って、恋いに落ちる」・・・あがぁ〜、なんだかなぁ?
バカップルの典型?


それに比べて エポニーヌ(コゼットを預かってた テナルディエ家の長女)。
"あまり美人じゃない"ってだけで、マリユスに見向きもされないって
。。。しかも それでもマリユスのために尽くしてしまうって・・・
非モテなチョウは、ついついエポニーヌに肩入れしてしまって しょうがない。



マリユスとコゼットが出会ってからのジャン・バルジャンの葛藤がすさ
まじい。

アダルトビデオや、エロ漫画読み過ぎなチョウは、
「いや。実は、ワシ お前の本当のお父さんじゃなかったんだよ。
 ほぅら、お金もあるし」と迫り、マリウスなんか 勝手に死なしといて
・・と なんで やらなかったのか?妄想が止まりません。
| チョウ | 読書 | 07:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
もし、ダースベイダーが
良いお父さんだったら? という絵本があるんだそうな。

「ダース・ヴェイダーとルーク(4才)」

設定を聞いただけで、「どんなんだろ?」とワクワクしてきませんか?
迷わずポチっ。


・・・困った。


どこがおもしろいのか サッパリ分からない(爆)


これ、あれかなぁ?俺が独り者で、子供いないから おもしろさが理解
出来ないのかなぁ?


どなたか、この本のおもしろさを教えて下さいませ。

つか、欲しい方がいらっしゃいましたら、喜んで差し上げます。
こちらまでメール下さい。


評価:
ジェフリー・ブラウン
辰巳出版
¥ 1,260
(2012-05-28)

| チョウ | 読書 | 07:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
ね 眠い
評価:
北方 謙三
集英社
¥ 1,680
(2012-05-25)



北方 謙三の「岳飛伝」1巻 到着

メシ食うのも忘れて読みふけってもぅた。

いい加減 寝ないと、明日 仕事にならない


それにしても、
 「水滸伝」全19巻(魂を震わせるほどおもろかった!)
 「楊令伝」全15巻(もぅグダグダ)
と来て、「岳飛伝」はいったい何巻まで行くんだろぅ?
| チョウ | 読書 | 02:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
youtubeに今東光さんの声が
今 東光(こん とうこう) と言われても、「誰のことやろ?」思い
ますでしょ。

小説家で、天台宗の僧侶で、参議院議員で、
瀬戸内寂聴さんのお師さんでもあって・・・

まぁ、詳しくはこちらでもご覧下さい。


で、チョウは今 東光さんの本は
「お吟さま」
「毒舌 身の上相談」
「蒼き蝦夷の血」
位しか読んでない。

でも、べらぼうにおもしろい。


先日、ちょっくらネットで迷子になってる時、なんとyoutubeに今東光
さんの声があった。

昔、「極道辻説法」がレコードで出ていて、それをテレビで取り上げた
時のものだそうな。

おぉ、俺。今東光さんの声 はじめて聴くなぁ。




やっぱり、笑えます。


うっわぁ〜。これ、CDで欲しいなぁ。

| チョウ | 読書 | 00:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
ドストエフスキー「悪霊」
評価:
フョードル・ミハイロヴィチ ドストエフスキー
光文社
¥ 940
(2010-09-09)


ようやっと3巻まで刊行され、(チョウにしては珍しく すぐに)読了。

いやぁ、すげぇ はまったわ。

まずは 訳(わけ) 分からん(爆)

次から次へと もの凄く惹きつけられるエピソードが山ほど出てくるん
だが、チョウの貧弱な脳味噌では、「えっ?どの話と、どの話が どこで
関連してんの?」と、サッパリ分からない。

しかも、(読者の想像力に任せる様)結論を曖昧なままにしている
エピソードも多いし。

その癖して、グイグイ惹きつけられるんだから、タチが悪い。
小悪魔相手にしてる様なもんです。


で、登場人物多過ぎ。

ロシア人の人名なんて、そんな大勢覚えられるか?って


すげぇおもしろいんだけれど 分からな過ぎて、「カラマーゾフの兄弟
ほどにはチョウのココロに響いてこなかったのが残念。

たぶん、この小説はもっと頭の良い人なら もっとずっとおもしろいん
だと思う。
| チョウ | 読書 | 01:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
ドストエフスキー「貧しき人々」
評価:
フョードル・ミハイロヴィチ ドストエフスキー
光文社
¥ 720
(2010-04-08)



光文社古典新訳文庫の「いま、息をしている言葉で。」というのには、
とても惹かれます。

敬遠していた「カラマーゾフの兄弟」も、このシリーズで、ようやっと
読めた どころか、心がふるえるほど楽しませてもらいました。

「カラマーゾフ」を訳した亀山さん。
続いて、「罪と罰」を訳し(チョウは10何年ぶりに「罪と罰」を再読)、
今は「悪霊」(全3巻の内、2巻まで刊行済み)に取りかかってるみたいです。


で、光文社古典新訳文庫からは 訳者が違いますが、ドストエフスキー
「貧しき人々」も出てるので読んでみます。


<チョウの勝手な感想>

わー!ミツグ君だ、ミツグ君。

いい齢して、若い娘に夢中になり、

自分の着る服や食事代、はては下宿代まで払えなくなっても、
娘さんには花やらお菓子やらをミツギ続ける。

そんな経験をお持ちの方は、胸が締め付けられ、
「この(本の)中には、俺がいる」と、自分の愚かさを鏡の様に見せつけられ、
読み進めることも出来なくなる。そんな苦行な本。


「カラマーゾフの兄弟」の長男ミーチャは、グルーシェンカに どんだけ
貢いでも、若さがあるだけ まだ救いがありましたが、

「貧しき人々」のマカールは、もぅジジイですから、余計 痛々しいです。


それにしても、これがドストエフスキーのデビュー作とは。驚くばかりです。
| チョウ | 読書 | 00:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
読書「ドレの・・・」
評価:
---
宝島社
¥ 1,800
(2010-11-12)

最近、本はamazonでポチっとしか買ってないんですが、
久々にリアル本屋さん行ったら、

「ドレの失楽園」
「ドレの旧約聖書」
「ドレの新約聖書」
「ドレの絵で読むドン・キホーテ」
「ドレの昔話」
などが並んでおり、チョウは狂喜乱舞。

ドレの絵 好きなんです。

はい。買ってしまいましたとも(爆)

「ドレの神曲」は、実家のどこかに眠ってるはずだから、ダブって
買わない様にしないと(苦笑)

あぁ、でも夏休みも仕事で、帰省出来そうにないし、もぅ1冊位
手元にあっても(←無駄遣いはヤメレ)

まずは「旧約聖書」

・・・


えぇ〜っと、昔 読んだ本に「上手なワニのつかまえ方」というのが
載ってまして。

用意するもの:聖書、双眼鏡、ピンセット、マッチ箱

ワニの出そうな水辺に行き、聖書を読む。

聖書を読むと、眠くなる。

ワニが出てくるが、ワニも好奇心旺盛なもんだから、つい聖書を見てし
まう。

聖書を読むと、ワニも眠くなる。

先に寝た方が 先に起きるのが道理だから、人間の方が先に起きる。
横ではワニが寝ている。

双眼鏡を逆向きに構え、ワニを見ると 遠くに 小さく ワニが見える。
そのワニをピンセットで捕まえ、マッチ箱に入れる

<終>


で、なにが言いたいかというと、ドレの絵が入っていても、聖書は眠い。
| チョウ | 読書 | 00:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
北方謙三「望郷の道」
評価:
北方 謙三
幻冬舎
¥ 1,680
(2009-03)


某氏からの奨めで読んでみることに

北方謙三の曾祖父と曾祖母の話しだそうで、日経新聞で連載してたのに、
単行本は幻冬舎から・・・はて?


<チョウの勝手な感想>

1)はまります。

 読み始めたら、メシはおろか、トイレに行くのを我慢してでも読み
 続けたくなります。


2)将来を読んで、周到に根回しをしながら、他人より儲ける。

 先を見据えて 投資と拡充を繰り返し、会社を大きくする

 などなど、「なんて日経新聞向きのネタなんだ」(苦笑)

 いや。笑ってる場合じゃなくて、この頃の日本人の気概を取り戻さ
 なきゃ。
| チョウ | 読書 | 07:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
ドストエフスキー「罪と罰」
評価:
フョードル・ミハイロヴィチ ドストエフスキー
光文社
¥ 860
(2008-10-09)



注:ネタばれあり・・・って、こんな誰でも知ってる古典名作。
  いちいち「ネタばれ」って書かんでも なぁ。


以前読んだ「カラマーゾフの兄弟」同様、光文社古典新訳文庫で
出版されたので読み返してみる。

昔 読んだことあるはずなんだが・・・ほとんど覚えていない(苦笑)


<チョウの勝手な感想>

1)チョウの様に、金も無く、忙しさでカリカリしてる状態で、
 こんな小説読んでしまうと、余計イライラしてきます。

 こちらの脳味噌まで のぼせ上がってしまいます。


2)ルージン(ドゥーニャ(主人公の妹)の婚約者)の容姿を説明する表現が
 「黒いほおひげが、メンチカツを二枚ならべたように・・・」

 昔々、確か「白痴」のロゴージンの説明が「ほっぺにコロッケを張り
 付けた様な」だった覚えが・・・

 「あぁ。ロシア人って、そうだよなぁ」というのがよく分かる表現だ。


3)それにしても、不思議なのは、スヴィドリガイロフの行動。

 たぶん、最近の小説やテレビドラマなら、もっともっと極悪人に
 なってるはず。

 亡くなった(殺した?)奥さんの資産を元に、金にあかせて 年端も
 いかない美少女を新しい嫁さんにもらい、

 策略にまかせて、ドゥーニャを手込めにし、

 もっともっと好き勝手な人生を歩めるはずなのに、なんで なにもかも
 放り出して 自殺してまぅの?


4)それよりもっと不思議なのが、主人公のラスコーリニコフ。

 なんで、「選ばれた非凡人は、新たな世の中の成長のためなら、
 社会道徳を踏み外す権利を持つ」なんて 斬新な犯罪理論を構築して
 おきながら、最後の最後に改心するかな?

 だって、ラスト寸前まで

> 彼はあらためて自分のこれまでの行為を吟味し、考えをめぐらせた、
> するとそれらの行為が、以前、あの運命の日に感じたほど、愚かしく
> 醜悪なものとはどうしても思えないのだった。
> ≪いったい、おれの思想のどこが、どこのところがばかげていたって
> いうのか≫

 なんて書いてるんですよ。

 なのに、最後の最後。あまりにも唐突に改心してしまい、そこに至る理由も
 全然書かれていないため、チョウはなんだか置いてけぼりを食った様で、
 ポカーンとしてしまいました。

 ソーニャの愛なのかなぁ? それとも宗教?
| チョウ | 読書 | 00:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
やられた
三波春夫の

「熱血!日本偉人伝」(本)を読んだり、
「長編歌謡浪曲スーパーベスト・2」(CD)を聞いたりすると、

平 清盛に興味が出てくる。

電車で移動する時に読む文庫本として、重い腰をあげ、ようやく
吉川 英治の「新・平家物語」を読みはじめた(全16巻中、ただいま4巻)

「今どき、平 清盛に興味持つ者もおらんやろ」と。

こういう「マイナーな物を ひそかに楽しむ喜び」というのは 有る。

 それにしても、読み難い文章やなぁ。


そんなところに、こんなニュースが・・・

2012年のNHK大河ドラマは「平 清盛」

あぁ、やだよぉ。

「あの人、流行物に手出して」みたいに思われるじゃないか。

マイナーなものは、マイナーなままにしといて欲しい。



家で読んでる単行本は、海音寺 潮五郎の「西郷隆盛」(全9巻中、ただいま4巻)

これで、2013年の大河ドラマが西郷隆盛にでもなったりした日にゃ・・
| チョウ | 読書 | 00:38 | comments(1) | trackbacks(0) |
「LIMIT」
評価:
フランク シェッツィング
早川書房
¥ 900
(2010-06-30)

深海のyrr」のフランク・シェッツィング最新作

2025年。世界一の資産家ジュリアン・オルレイは、軌道エレベーター
を開発する。あわせて月面にあるヘリウム3を利用した核融合技術も
開発する。

これがフル稼働すれば、人類のエネルギー問題も解決するので、世界中
から資産家達を集めて月面旅行を試みる。

その頃 上海では、探偵のジェリコが瑶瑶という若い女性の捜索を依頼
されるが、殺し屋ケニー辛も彼女を追っていた。


<チョウの勝手な感想>

1)ん〜、グイグイ引き込まれるチカラはさすがで、1巻あたり約600ページ
 ×4巻の文庫本が、「さぁ次は?さぁ次は?」と読ませられることになる。


2)それにしても、作者が悪いんだか? 翻訳した 北川 和代がヘタなんだか?
 読みにくい

 特に"物の形"を文章で説明するのがとんでもなくヘタ。

 話しのスジはおもしろいんだが、そういう説明部分にかかると、
 分からないやら、文自体がつまらないやらで、読んでて不機嫌になる。


3)よく小説を映画化する際、「これだけの大作を、こんな短い時間に
 押し込めちゃうから・・・あぁぁ」なんて感想を聞く。

 この映画、とにかく説明が冗長なので、たぶん2時間30分の映画
 1本に収まります(笑)

 小説によっては「細部にこだわるほど、話しがおもしろくなる」物も
 ありますが、この小説は
 「細部になんかこだわらんでえぇから、さっさと話しを進めてくれ」
 な展開です。
| チョウ | 読書 | 00:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
スワガー・サーガで廃人
チョウにとって
 CDのことなら、エモさんに聞け
 本のことなら、ハマヤ様に聞け
と決まっている。

先日 帰省した際、"おすすめの本"を聞いたところ

ハマ「ボブ・リー・スワガーって、凄腕のスナイパーの小説がおもしろ
   くってなぁ。

   黒人達が搾取されている町があるんで助けようとするんだけど、
   自分独りじゃ太刀打ちできないんで、7人のガンマンを集めて・・」

チョ「おぃっ、それって・・」

ハマ「他にも 日本に来て、日本刀で闘う『47人目の男』ってのが」
チョ「いや、ちょっと待て。凄腕スナイパーって話じゃなかったんか?」

と、酔っぱらった頭に、妙な紹介をされたもんで、好奇心ウズウズ。


<チョウの勝手な感想>

はまります。

メシ食うの忘れるどころか、トイレに行くのを我慢してでも読み続けたくなります。

もちろん、「翌日会社がある」なんて、綺麗サッパリ忘れて、睡眠時間を削りに削ってでも読み続けます。

あまりにも没頭して読むもんですから、近頃すっかり廃人

これはもぅ、おーかみさんに大お奨め。


1)「極大射程」ボブ・リー・スワガー三部作の第1作
2)「ダーティホワイトボーイズ」
3)「ブラックライト」ボブ・リー・スワガー三部作の第2作
4)「狩りのとき」ボブ・リー・スワガー三部作の完結編

5)「悪徳の都」アール・スワガー(ボブの父)・シリーズの第1作
6)「最も危険な場所」アール・スワガー・シリーズの第2作
7)「ハバナの男たち」アール・スワガー・シリーズの第3作

8)「四十七人目の男」ボブ・リー・スワガー・シリーズ
9)「黄昏の狙撃手」ボブ・リー・スワガー・シリーズ


評価:
スティーヴン ハンター
新潮社
---
(1998-12)

| チョウ | 読書 | 00:45 | comments(4) | trackbacks(0) |
大塚ひかり訳「源氏物語」
hisashiさんの紹介で、ストーリーテラーズ というグループの
「立体文学 むらさき源氏物語」を観に行ったのが去年のこと。

おぉ!1時間以上のセリフを丸暗記してるなんて、役者さんって凄ぇ!
と感動し。。。

そう言やぁ、俺 「源氏物語」挫折しっぱなしだったよなぁ と思い出した。
(谷崎 潤一郎で挫折し、瀬戸内 寂聴で挫折し・・)

今度は、「噛んで含める」かの様な 大塚ひかり の訳で


<チョウの勝手な感想>

今度こそは最後まで読み通すことが出来ました。

なにせ、「訳文」の後に もう一度「解説文」が付くのですから、
2回繰り返して読んでいる様なもんです。

瀬戸内の様な「美しく 流れる様な日本語」という感じは全くありません
が、とにかく"スジを追う"ことは出来ます。

大塚ひかり自身の解釈というか、感想がドップリ付着してる様に思える
ので、合わない人は合わないかも知れません。
| チョウ | 読書 | 00:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
平野 文「声の魔力」
評価:
平野 文
学習研究社
¥ 1,365
(2010-03-17)

おっでれぇた。

平野 文姉さんが、ツィッターをはじめて何日目かのこと。
こんなメッセージが


> チョウや 18日に発刊する声本のタイトルは「声の魔力」
> <ステキな声になればステキな恋もついてくる> 
> まるでチョウのために書いたような本だといましみじみ思う がんばれ合コン!
>  ファッションより声 顔より声よ ホント23


なして、いきなり名指し?


ははぁ〜(平伏)

速攻、注文させていただきますぅ。

あっ、そうですか。明日発売ですか。
おめでとうございますぅ


ちなみに、チョウは、ホームページ→ブログ→mixi→ツィッター と
いった進化(?)の過程で、mixiあたりで落ちこぼれた様です。

ツィッターともなると、「なにをどうしたらいいのやら?」サッパリ
検討もつきません。

置いといてっと


さて。そんな指導を受けてしまうチョウの声って?

チョウに実際に会ったことのある人ならチョウの声を知ってるだろうけど、

このブログを見ている90%の人は、チョウの声を知らないはず。

(実は、チョウ自身、自分の声は聞いたことが無い
 ・・・って、当たり前か)


これまでの経験=つまり、これまで色んな方からの意見を総合すると、


良くも 悪くもないが、

とにかく通る声」(だそうです)。


これは、おそらくチョウが農家出身だからでしょう。

赤ん坊の頃、百姓仕事をする母親に、田んぼや畑のあぜ道に置かれて、
お腹空いたよぅ〜と「おぎゃぁ、おぎゃぁ」泣いてる時。

赤ん坊にとっては、ミルクを与えられるか?与えられないか?は、文字通り
死活問題ですから、とにかく「届く」様に泣いたんでしょうね。


だから、通りは良い と。


話しが分かりにくいか?


別の例えで、


会議なんかで、2・3の主要な意見が出て、それそれの長所・短所を比較し、
だいたい その日の方針が「これで行こう」と決まってきたところで

「あのさ、それってさ」

って、話し出す奴がいるじゃないですか。

みんなが知恵出しあって、ようやく「こうだ」と決まりかけてるってのに、
それまでの話しを根本からひっくり返す様な弱点を、今になって指摘する奴。

あぁ、そんな欠点があるなら、最初っから検討やり直しじゃん。と、
みんなをげんなりさせる「あのさ」


その「あのさ」ってのが、チョウの声です。

(だから、どんな声だよ? 余計分かんねぇよ)


チョウの自覚としてはこんな感じなのですが、これが文姉さんの本で、
どう変わるか?楽しみですねぇ。


友人達曰く「チョウは変化が分かり易い」そうだから、何日かして、

「急にモテモテになったり」

「このブログの記事が、急に真っ当になったり」

「チョウが真人間になったり」

したら、それはまさしく”この本は効く!”という証拠ですじゃ。

(なんか。後半、"幸運のペンダント"かなんかと勘違いしてる?)


<追記>

3/18(木)昼は、こんなイベント(?)もあるそうです。
お時間の取れる方は、ぜひどうぞ。

案内1
案内2
| チョウ | 読書 | 00:33 | comments(2) | trackbacks(0) |
砂漠のゲシュペンスト
評価:
フランク シェッツィング
早川書房
¥ 756
(2009-08-20)

だから「深海のyrr」のフランク・シェッツィング作と

なんか、いい加減、「深海のyrr」があれだけおもしろかったんだから、
きっと他のもおもしろいに違いない・・・でも・・・次こそはきっと」
 と、結構 意地になってる気がしてきた(冷や汗)



湾岸戦争時、傭兵3人のチーム
 一人は、スナイパー
 一人は、エンジニア
 残る一人は、ドライバー

3人は、作戦移動の最中、戦闘機に襲われ、1人が瀕死の重傷を負ってしまい、
残る2人は仲間を置き去りにしてしまいます。

8年後、青果店主人の惨殺死体が見つかり・・・


<チョウの勝手な感想>

外人部隊に関する細かい描写は新鮮に思えます。

「ならず者なら誰でも入れるんでしょ」

「(略)戦争は経営戦略であり、補給であり、効率だ。最も利益をもたらす
 商品は知性なんだよ(略)」

とか。



ところで、ゲシュペンストって「亡霊」とか言う意味らしい。

だからタイトルにドイツ語、そのまま付けるの、止めようよ。
| チョウ | 読書 | 00:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
小説「黒のトイフェル」
評価:
フランク シェッツィング
早川書房
¥ 735
(2009-02-06)

深海のYrr」のフランク・シェッツィング作ということで

<チョウの勝手な感想>

チョウの頭が悪いせいだと思いますが、どうも すんなりと文章が
頭に入ってきません。

元の文章がコ難しいんでしょうか?
それとも、北川 和代さん とかいう人の翻訳が悪いのでしょうか?

「深海のYrr」もこの人の訳ですが、やはり分かり難い箇所が たびたび あった。

「グルメ警部キュッパー」(こちらは熊河浩さん 訳)では、そんな
コ難しい表現は無かったんで、翻訳者の腕が足りないんじゃないかなぁ?と
思うのだが・・・

英語→日本語への翻訳の様に仰山の翻訳家の中から選び放題な状況でさえ、
「なんや?この文章は?」と思う位ヘタな翻訳に当たることがあるけど、

ドイツ語からの翻訳となると、さらに翻訳家の数は少なくなるから・・・
ヘタな訳になる確率 高くなるんかなぁ?・・・それとも そもそも原作が
難しいんか?



「十字軍」について、「宗教の名の下に、略奪や迫害・暴虐の限りを尽くした」な
話を聞きたい方には、お奨めです。

ん〜、りゅりゅさんあたり どうよ?



ところで、トイフェルって「悪魔」とか言う意味らしい。

ハリウッド映画のタイトルを英語のまんま(カタカタ)にする手抜きが多いけど、
 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン とか
 スターシップ・トゥルーパーズ とか
 ザ・インタープリター とか

ドイツ語はもっと分からんやろ。

「暗黒の悪魔」とかで いいんでない?
| チョウ | 読書 | 00:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
小説「グルメ警部キュッパー」
評価:
フランク シェッツィング
ランダムハウス講談社
¥ 903
(2008-02-01)

深海のYrr」のフランク・シェッツィング作ということで読み始める。

ん〜、ドイツ料理 ちゅうもんを知らんので、どの辺がグルメなんだが、
よぅ分からん。

チョウには推理力がほとんど無く、友人達と映画見てても
 友人「やっぱりなぁ、あぁいう展開になったか?」
 チョ「おもしろかったけど、なんで途中で分かった?」

 友人「だって、あのシーンで、あぁいう前置きがあったやん。ほたら、
    こういう展開になるやん」
 チョ「あっ、そうか。そう言えば、そういうシーンあった あった」
てな感じで、さっぱり”先が読めん”のですが

そんなチョウですら、途中で「あっ、そういうオチか」と予測出来るん
ですから、もぅなんだか。。。
| チョウ | 読書 | 07:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
楊令伝10巻
評価:
北方 謙三
集英社
¥ 1,680
(2009-07-24)

ん〜、いったい 何巻になったら おもしろくなるんだろぅ?

水滸伝」の時のハラハラ ワクワク ドキドキ感は、どこへ行ってっしまったんだろう?

(つか、「水滸伝」に比べて、登場人物の名前が全然覚えられないんだが)
| チョウ | 読書 | 06:30 | comments(0) | trackbacks(1) |
小説「深海のYrr」
出先で本を読み切ってしまった。

幸い、近くに本屋があったので、「なにか無いかな?」と物色。

なんか分からんが、目についたので上中下3巻セットの上巻を買ってみる。

これ、おもろいですわ。

マイクル・クライトン(「ジュラシック・パーク」とか)が好きな人なら、
断然おすすめです。

映画化も予定されているそうですが、そら もぅ絶対に見に行きたいですわ。

なんたって、クジラとオルカがタッグを組んで人間を襲うんでっせ。

クジラが、あの巨体を大きく水面に出したかと思うと、観光船に上から
ドーンとのし掛かり、沈没寸前の船から落ちた乗客達をオルカがバクバク
喰っていく と、それぞれ役割分担しながら襲うんです。
(内心:アメリカあたりの毛唐どもも、このシーンを見て「クジラは
 危険な動物だ!捕鯨賛成!」な雰囲気にならんもんかな と)

他にもノルウェーの深海で、メタンハイドレードの鉱脈をゴカイが喰い荒
らして崩壊させ、その影響で発生した巨大な津波がヨーロッパの各都市を
根こそぎ破壊し・・・


評価:
フランク・シェッツィング
早川書房
¥ 840
(2008-04-23)

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