チョウの檻

食と築地に関する エセ評論家 チョウ のページです。
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ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」
最近、みなさん 街の本屋さん行ってますか?

チョウはここ数年、さっぱり行かなくなってねぇ。

だって、amazonでポチっとやると、家まで届けてくれるんですから

好きな作家の新刊くらいはチェックしますが、新規開拓しとらんのぉ。



(随分前の話ですが)出先で本が切れてしまい、近くにあった本屋を覗い
たら、「カラマーゾフの兄弟」の新訳ちゅうのが出ておって

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)
カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

 チョ「そう言えば、昔っからタイトルは聞いたことあるけど、これ
    読んだこと無いなぁ」

と、手に取り、買ったまま忘れておった(爆)

こういう読書方法を”積ん読(ツンドク)”ゆぅんでっしゃろなぁ。


<あらすじ>

強欲で好色な成り上がり者の父親フョードル
金遣いが荒く、血の気の多い長男ミーチャ
めっちゃ頭が良く冷静な次兄イヴァン
純真な僧侶三男アリョーシャ

長男ミーチャは、父親のたくらみで自分の全財産がどれ位なのか知らされ
ないまま ありったけ使い果たしてしまい、借金や相続問題に悩みながら
も、グルーシェンカという女をめぐって父親と いがみ合う。

グルーシェンカのことが原因で、婚約者カチェリーナとの仲も崩壊。

次男イワンは、実はカチェリーナのことを愛しており・・・兄ミーチャ
を憎みながらも同時に献身的に尽くすカチェリーナに冷たくする兄が
許せない。

などなど、いろんな人達が様々に絡みあうドラマ


<チョウの勝手な感想>

1)すげぇ!メッチャおもしれぇ!

 イヴァンが虐待された子供達を語り、『凍てつく様に寒いトイレで
 幼い少女が「かみちゃま」と祈る』シーンには、思わず もらい泣き
 してしまうし

 「大審問官」には、「すげぇ。こんな解釈ありかよ」と目から
 ウロコが落ち


2)しかし、なによりチョウの心をはらはらドキドキさせてくれたのが、
 長兄ミーチャの女性への ミツグ君ぶり!(自爆)

 チョウは、どちらかって言うと、ミツグ君 タイプ。
 (言われなくても、みんな分かるっとるわぃ)

 それも「あぁ、このお金を払わないと、電気が止められてしまう」
 という”使っちゃいけないお金”を

 「ん?それ欲しいの?買っちゃぇ 買っちゃぇ」
 と 貢いでしまう、超自滅タイプ(爆)

 だから、自分には全く心当たりが無くても、ニュースなんかで

 「会社の金を使い込んで、ホステスに貢いだあげく・・」
 なんて話しを聞くと、ビクぅぅぅッ!って、します。

 (チキンで甲斐性無しな癖に、派手好きなアホ)

 なもんで、長男ミーチャが、婚約者カチェリーナから預かった金
 (もちろん使っちゃいけないお金)を、性悪女グルーシェンカ
 (父親フョードルと長男ミーチャを両天秤にかけて手玉に取っている)
 との豪遊にパーっと使い、

 その後、親父と もめた後、どこからか手に入れた大金で、またもや
 グルーシェンカと ここぞとばかりに、パーっと遊びに使ってるの見ると、

 チョ「あぁ、気持ちは分かる。よぅ分かる」
 と泣けてきます。涙ダダ漏れです。

 3巻で長男ミーチャがトロイカ(三頭立ての馬車)でグルーシェンカを
 追いかけていくシーンなんて、もぅそんじょそこらのカーチェイス
 シーンより、手に汗を握ります。


と、まぁ。この本は色んなところで推薦されてるでしょうが、
チョウもお奨めです。

 「ノートルダム・ド・パリ」と同じ位に、2008年おすすめ本です。


特に「借金」と、「我が身を燃え尽くすほどの恋心」を抱え持った方には
お奨めです(哀)
| チョウ | 読書 | 00:13 | comments(4) | trackbacks(0) |
よ・・読まれたんですね。。。
中学生の乙女時代にトライして脱落。
新訳が出てすぐに買って数回トライしたのですが、どうしても1巻目の半分もいかないうちにワケわからなくなってしまって、2度目の脱落。
ロシア語特有の反語というのが馴染めない。
読めちゃった上に、感情移入できるとは尊敬です。
| はにゃん | 2008/12/19 2:32 AM |

はにゃんさん ども

> どうしても1巻目の半分もいかないうちにワケわからなくなってしまって、

えぇ〜っと、ですね。1巻は「これまでのあらすじ」とでも思って、
斜め読みして良いと思います。

ここを我慢してなんとか先に進むと、2巻の「大審問官」や、
3巻の「ミーチャのミツグ君っぷり」が楽しめます。

はにゃんさんなら大丈夫、読めますよ。
(なんなら、「2巻から読む」って手も・・・)
| チョウ | 2008/12/19 6:41 AM |

この作者、どの作品も中身が同じような・・・。
先に「罪と罰」を読んでしまった中学生の頃から再読する気になれませんでした。
訳が変わっているなら読んでみるかなぁ。
| HIRO | 2008/12/19 7:49 AM |

HIROさん ども

> この作者、どの作品も中身が同じような・・・。

そうかなぁ?

チョウは「罪と罰」と「白痴」しか読んでないので、詳しいことは
語れないけど、
・思想が同じ という意味でならうなずける(でも、これは他の作家も
 同じでは?)
・表現が同じ という意味では、作品によって随分違う気がします。

> 訳が変わっているなら読んでみるかなぁ。

ぜひお試しあれ
| チョウ | 2008/12/20 7:21 AM |










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