かくれさんに「
こんなイベントやってるよ」と教えてもらったので
行ってきました。
場所は、こじゃれた
表参道ヒルズ
雨だっつぅのに、ギャルだの、元ギャルだの、昔々ギャルだのが
ウジャウジャいて、
「ちんたら前を歩くな!」
「いきなり立ち止まるな!」
「急に振り向くな!」
「(こっち見て)おびえるな!」
と、毒づきたくなる位に歩きにくい。
(ちゅうか、本来このエリアはギャル達のモノなんだから、チョウの
方が”場違い”なんだが・・)
で、1回目のイベントは11:10から。
表参道ヒルズの玄関が開くのが11:00なのに、たった10分で 一度も
足を踏み入れたことの無いビルの地下3階まで無事に辿り着けるの
だろうか?
受付の綺麗なお姉さんに予約してある旨伝え、席に座ると、なんか
見覚えのある後姿が・・・
貴さん(笑)
注:受付の際、名詞を持ってった方がスムースです。
って、お前いい年して、名詞も持たずにウロウロしとったんかぃ
かくれさんからは「D-BOXおもしろいよ」と聞いていたのだが、うかつ
なことに予約を入れていなかったため、普通のスツールに案内される。
・・・えっ!? ドタキャンが出たの? 俺座っていいの? ラッキー
という訳で、D-BOX とか言うソファに座らせてもらう。
<チョウの勝手な感想>
(1)え〜、これ言っちゃっていいのかな?・・ウチの方が音いいんだけど(爆)
ちなみに、11:10〜の1回目でガツンと来るはずの音が来なかった
のは、
公式ブログにもある通り、サブウーファーが入ってなかった
から。
貴さぁ〜ん! 貴さんの聴いたのは、サブウーファー無しの音だった
んだよ!
実はチョウは「ロード・オブ・ザ・リング2」と「3」の両方の
デモが見たかったので、11:10〜の1回目と、12:00〜の2回目の
両方を予約してました。12:00〜の回は・・・それなりに良かったです。
(2)使っている機材は、
こんな感じ
(以下の引用が間違ってたら、ごめんなさい)
ソフト Dolby TrueHDでエンコードされた音
デコーダー ドルビー製デコーダー
AVプリ(6chプリとして使用)
HALCRO SSP-100
パワー・アンプ(5ch)
HALCRO MC50
フロント&センター・スピーカー
JBL 4428
リア・スピーカー
JBL 4318
サブ・ウーファー
JBL HB5000
機材提供:
ハマーン(←2チャンネル風読み方)
テレビ
Panasonic TH-65PX500
(3)で、この程度の機器、しかもデモ会場だと言うのに、Dolby TrueHD
の”フォーマットの優位性”は分かります。
1)高域が伸びてます。
2)低域の解像度が高い。ただし、低域が細身です。dtsの様なズ太い
低音は出ません。ですから、映画のセリフや、ボーカル音楽もので
「ボディ感」が物足りないです。
ちなみに、サブ・ウーファーのレベルは”適切”だったと思います。
レベルは”適切”なんだけど、細身に感じる・・・ん〜、表現が
難しい。
3)複数の レベルが違った音があった場合、普通のDDでは、どうし
てもレベルの大きな音の方を優先的に処理してる様に聴こえますが、
Dolby TrueHDでは、オーケストラで幾つかの楽器が同時になっても
それぞれの音がキチンと処理されている様に思えました。
それでも、リニアPCMの音の傾向に比べると「なんか圧縮してない
か?」と疑ってしまう部分も感じられます。
Dolby TrueHDの売りは”元音源に100%復元可能なロスレス符号化
技術”だそうですから、いったいチョウの耳は何を聴いて、
”圧縮臭さ”と判断してるんでしょうね?(苦笑)
(4)「ウチの方が音いい」と言いつつ、「フォーマットの優位性が分かる」
と言う。なんか矛盾してる気がするでしょ。
答えは簡単。HALCRO SSP-100が原因です。
本来このAVプリはDDやdtsのデコーダーとして使うべきものでしょ
うが、今回は6ch分のプリとして使用してます。
HALCRO SSP-100のプリ部分は、それほど良くない様で、そこで
情報の欠落が起きているのでしょう。
(良くないったって、そんじょそこらの国産AVアンプよりは全然まし)
チョウ家では、
ベルテックの8chプリを使ってます。
これは、ハイエンドの2chプリを8ch分連動させている様なもんです
から、フォーマットとしてはDolby TrueHDより品位の低いDDでも、
プリ段での損失が少ないので、音が良いのです。
デモ:Dolby TrueHD(フル・ボリューム)→SSP-100で絞る
チョ:普通のDD→EAD TMS(フル・ボリューム)→ベルテック8chプリで絞る
補足:チョウはHALCRO SSP-100のDD・dtsのデコーダーとしての
音質は聴いたことが無いので触れません。今回述べているのは
あくまでSSP-100のプリ能力だけです。
ともかく、チョウはこのDolby TrueHDという音声フォーマットが
HD DVDや、Blu-rayに採用されるのは、とても喜ばしいことだと
思います。
(
BS・地上デジタルのショッボイ ショッボイAAC音声に比べて、
どれだけ救われることか)
(5)浜崎あゆみは、相変わらず音悪いです(元ソースが という意味で)。
1)高域がまったく伸びていない
2)エフェクトかけまくり
avexって、あいかわらず”頭の悪そうな音”ですね。
元ソースの音質の良し悪しがちゃんと分かるあたりも、Dolby TrueHD
の優秀さですね。
・・・そうか。キャラ的には、浜崎あゆみはチョウのストライク・
ゾーンなのに、いつになっても聴く気になれないのは、avexの音の
悪さが原因か。
(6)D-BOXは、一昔前チョウも使っていったパイオニアのボディソニック
の高級版といったところですが、おもしろいです。
(以下、チョウの推測)
1)パイオニアのボディソニックでは、「低音が背中から来る」という
のにどうにも違和感を感じました(腹に来るなら分かるんだが)。
D-BOXでは、低音が来た瞬間にソファをグンっと後ろに傾けて、
前から低音が来た錯覚を起こそうとしてる気がします。
「イス 後ろ倒し」→「低音ドドドドド」この合わせ業です。
2)低音が右に左に振られるシーン(「ワイルド・スピード2」)では
ソファも音に合わせて左右に振られるので、迫力アップです。
でも、映画の場合、コマ割りの都合上、”画面と音の位置が違う”
シーンがあるでしょ。そういう時、ちょっとした違和感を感じます。
まぁ、遊園地のアトラクションみたいで楽しいです。
このイベント。当初は5/28までの予定だったそうですが、好評につき
1週間延長だそうです。
残念ながら、予約は出来ないみたいですが、興味のある方は是非行っ
てみて下さい。
「
公式ブログ」がおもしろいんで、ぜひ読んで下さい。
(ちゅうか、舞台裏で頑張ってるみなさんの苦労話を読むと、もぅ
感謝感激雨あられ ってな感じですな)