築地「
千秋」月1のイベント。
今回のテーマは「世界を食べる!」
> 技術や輸送手段が進歩した今、日本で味わうことのできる魚の名産地は
> 国内だけではありません。
> マグロやサーモン、エビなど、世界中から目利きした魚を使ってアイデア
> 満載の料理をお届けします。
だそうです。
先付 子持ち昆布(カナダ)
おぉ、味が濃いなぁ。
チョウは、色々と物を知らない人間 なんですが、子持ち昆布って
ニシンの卵なんだそうです。
(てっきり 昆布と、なんかの魚卵を組み合わせた 加工製品だと思って
たよ・・苦笑)
プチプチ感がたまりません。
お造り
本マグロ(バンクーバー)
あわび(韓国)
あわび うめぇぇ。「築地魚河岸三代目」20巻を読んでしまうと、
築地魚河岸三代目 20 (20) (ビッグコミックス)
「あわびの食べ比べがしてぇぇ」となってしまうのですが、今回の
あわびで、ちょっと念願が叶った気がします。
もっと興味のある方のために、今「千秋」では「貝尽くしコース」と
して、「三陸産黒鮑(アワビ)の踊り焼」が楽しめるコースを用意し
ているそうです。
チョウは、最近 貧乏なので(←お前の貧乏は、今に始まったこっちゃ
無いやろ!)
せっかくの「貝尽くしコース」ですが、ちょっと行けそうにありません。
西原理恵子の「恨ミシュラン」の 香港は「中国城夜総会」の回で
ナイトクラブはなんと5600ホンコンドル 払ったとたんに二人で
スタンドプレイでいなくなる。
西原「あわびの高いのはダメだってゆったのに なんじゃー あいつらー」
みつえ「別のあわびや」
ちゅう方に気が・・・(←おぃ)
ブラックタイガー(タイ)
これ、今回一番驚きました。ブラックタイガーなのに、全然 臭み(くさみ)
がありません。
しかも、刺身でスルっと食えるんでっせ。
「こんなん、ブラックタイガー ちゃうわぁ」言いたいのをグッと堪えて、
小川さんに話をお聞きすると、なんと「築地魚河岸三代目」20巻
「山のフグ」で出てきたダニエルさんがタイに行って作ったブラック
タイガーなんだそうな。
「山のフグ」とダニエルさんについては、ごにょごにょな話があり、
すったもんだの末、なんとまぁ、今度はブラックタイガーですか!
しかも、従来の認識を大きく覆す様なうまさの物を。
やっぱ、ダニエルさんって、凄い人やわ。
銀さけ(アラスカ)
いい感じに、スルっと喉を通ってゆきます。
生うに(ロシア)
うまぁ。そりゃ、
「美濃桂」で1皿5,000円で売ってるウニに比べりゃ、
少しは落ちますが、回転寿司とかのウニに比べれば、断然上等。
それにしても、せっかくの本マグロが霞んでしまう位、どれも衝撃的な
味やなぁ。
焼物 銀さけ塩焼き(アラスカ)
刺身も良いけど、サケはやっぱり焼くとうまいね!
うまうまですわ。ごっ、ご飯が欲しいよぉ。
いかん。我慢 我慢。「千秋」のイベントでは、だいたい いつも
会費が8,000円(ワンドリンク付き)なんですわ。
だから、材料費が安い会は、大量に出てくるんですわ。
(
「光り輝く魚達」を食べる会 の時は、食べ過ぎて、背骨に来たもんなぁ)
今回のイベントでは、輸入魚 しかも冷凍の物もある とのことで
断然原価が安いのですよ。
原価が安けりゃ、その分 店の儲けに回せばいいものを、小川さんったら
気前の良いことに、どんどん料理を出して サービスしてくれるのです。
煮物 さば味噌煮(ノルウェー)
さば 脂ノリノリでうめっ!
ところで、チョウは4人テーブルに座ってたんですが、仲居さん(?)が
各々分の皿を持ってきてくれる際、
仲居「こちらが、一番脂が多いのになります」
言ってったんですわ。
そこはそれ、謙譲の美徳 ゆぅんですか?
仮面さんにお譲りしたんですわ。
ほたら、なんや 仮面さん。至福の表情して食べてはるんですわ。
チョ「そんなにうまいんか?ちょっと味見さして」
とハシを伸ばすと・・・全然 別モン。なんやこれぇぇ!
アカンなぁ。謙譲の美徳とかゆぅとらんと、うまそうなものは、
さっさと確保せななぁ。
で、これまたご飯のおかずに抜群に合いそうなメニューで・・・
酢の物 たこマリネ(モロッコ)
脂っこいサバの味噌煮の合間に、マリネで舌をスッキリさせて・・
逸品 ミックスフライ
ブラックタイガー(タイ)
キャペリン(アラスカ)
ブラックタイガー すげぇ。「八千代」の活車エビのフライに肉薄
するうまさですわ。
やっぱ、ダニエルさんってすげぇ。
キャペリンは、やっぱキャペリンの味やのぉ。
築地に行く様になって、何度かホンマもんのシシャモを食う機会に
恵まれて・・ようやっとキャペリンとシシャモの味の区別が付く様に
なりました(苦笑)
御食事 身欠ニシン蒲焼丼(ベーリング)
ん〜、ごめん。チョウはニシンて、あんまり好きではないのよ。
でも、そんなチョウが残さず食べる位ですから、毎度「千秋」には
驚かされます。
甘味
いつもは茂助だんごの甘味なんですが、今回メニューにはなんも載っ
てません。
小川さんがなにやら配り始めます。
・・・なんやコレ?
「世界を食べる!」のテーマにふさわしく(?)締めの甘味は、こんなの
です(苦笑)
中身は、少しミルクの強い感じのおいしいチョコレートでした。
小川さんご馳走様でした。